Four traditionnel
従来型オーブン/Four → Four traditionnel(Four à micro-ondesの登場) ◎
電子レンジが家庭に広まったことで、熱で焼く従来のオーブンを区別して呼ぶようになった名称。
「日常生活」に関するレトロニム79件の一覧。日常生活の分野で新しいものが登場したことにより、元のものを区別するために生まれた呼び名を集めた。
従来型オーブン/Four → Four traditionnel(Four à micro-ondesの登場) ◎
電子レンジが家庭に広まったことで、熱で焼く従来のオーブンを区別して呼ぶようになった名称。
ハードコピー/Copy → Hard copy(Electronic filesの登場) ◎
文書を電子ファイルでやりとりするようになったことで、紙に印刷された文書を区別するために使われるようになった名称。
往診/Doctor's visit → House call(Office / hospital visitsの登場) ◎
患者が医院や病院へ通うのが普通になったことで、医師が患者の家を訪ねて診察することを区別して呼ぶようになった名称。
洗濯機/Machine à laver → Lave-linge(Lave-vaisselleの登場) ◎
食器洗い機(lave-vaisselle)が家庭に広まったことで、「洗う機械(machine à laver)」を衣類用と明示して呼ぶようになった名称。
懐中時計/Montre → Montre de poche(Montre-braceletの登場) ◎
腕時計が普及したことで、それまで単に「montre」と呼ばれていた懐中時計を区別して呼ぶようになった名称。
着席型レストラン/Restaurant → Sit-down restaurant(Fast food / take-outの登場) ◎
ファストフード店や持ち帰りの店が増えたことで、席について給仕を受ける従来のレストランを区別するために使われるようになった名称。
摩擦マッチ/Match → Strike-anywhere match(Safety matchの登場) ◎
安全マッチが開発されたことで、どこでこすっても火がつく従来のマッチを区別するために使われるようになった名称。
時計 → アナログ時計(デジタル時計の登場) ◎
数字で時刻を表示するデジタル時計が普及したことで、針で時刻を示す従来の時計を区別して呼ぶようになった名称。
バー → オーセンティックバー(カジュアルバーの登場) ?
ダイニングバーやカジュアルバーなど気軽なバーが増えたことで、伝統や格式を重んじる正統派のバーを区別して呼ぶようになったとされる名称。
集まり → オフ会(オンラインコミュニティの登場) ◎
インターネット上で知り合う人が増えたことで、実際に顔を合わせて会うことを「オフライン」の会、オフ会と呼ぶようになった。
ペン → つけペン(万年筆・ボールペンの登場) ◎
内部にインクを蓄える万年筆やボールペンが普及したことで、ペン先にインクをつけて書く従来のペンを区別して呼ぶようになった名称。
(呼び名なし) → ノーマスク(マスク着用の一般化の登場) ?
マスクを着用することが一般的になったことで、着用していない状態に「ノー」を付けて呼ぶようになったとされる語。
ドリル → ハンドドリル(電動ドリルの登場) ?
電動ドリルが一般家庭やDIYにまで普及したことで、手回しで穴をあける従来のドリルを区別するようになった名称。
ミキサー → ハンドミキサー(卓上型ミキサー(ジューサーミキサー)の登場) △
日本で「ミキサー」が卓上型のジューサーミキサー(ブレンダー)を指す言葉として定着したため、手で持って使う泡立て用の電動ミキサーを区別するために使われる名称。
ストロー → プラスチックストロー(紙ストロー・バイオマスストローなどの代替ストローの登場) ?
脱プラスチックの動きで紙ストローなどの代替品が広まったことで、それまで単にストローと呼ばれていたプラスチック製のものをプラスチックストローと呼び分けるようになったとされる。
セルフレジ → フルセルフレジ(セミセルフレジの登場) ◎
商品の読み取りを店員が行い、支払いだけを客が機械で済ませるセミセルフレジが登場したことで、客がすべてを行う従来のセルフレジを区別して呼ぶようになった名称。
コーヒー → ホットコーヒー(アイスコーヒーの登場) ◎
アイスコーヒーが定着したことで、温かい従来のコーヒーを区別して呼ぶようになった名称。喫茶店では略して「ホット」とも言う。
店 → リアル店舗(ネットショップ(EC)の登場) ◎
インターネット通販が普及したことで、実際に足を運んで買い物をする従来の店を区別するようになった名称。「実店舗」とほぼ同義。
友達 → リア友(ネット上の友達(ネッ友)の登場) ?
SNSやオンラインゲームを通じてネット上だけで知り合う友達が増えたことで、現実の生活で知り合った友達を区別するようになった名称。
コーヒー → レギュラーコーヒー(インスタントコーヒー・缶コーヒーの登場) ◎
インスタントコーヒーや缶コーヒーが広まったことで、焙煎した豆から抽出する従来のコーヒーを区別して呼ぶようになった名称。
リモコン → ワイヤードリモコン(ワイヤレスリモコン(赤外線リモコン)の登場) ?
赤外線などを使ったワイヤレスのリモコンが標準になったことで、本体とケーブルでつながった従来のリモコンを区別するようになった名称。
電池 → 一次電池(二次電池(充電池)の登場) ◎
充電して繰り返し使える二次電池が登場したことで、使い切りの従来の電池を一次電池と呼ぶようになった。
唐辛子 → 一味唐辛子(七味唐辛子の登場) ◎
唐辛子に山椒や胡麻などを混ぜた七味唐辛子が広まったことで、唐辛子だけを砕いた香辛料を一味唐辛子と呼び分けるようになった。
傘 → 雨傘(日傘の登場) △
日差しを避ける日傘と区別するために、雨を防ぐための傘を特に雨傘と呼ぶ。
寿司 → 回らない寿司(回転寿司の登場) ◎
ベルトコンベアで寿司を運ぶ回転寿司が一般的になったことで、カウンターで職人が握る従来の寿司店を区別して呼ぶようになった俗な言い方。
温泉 → 掛け流し温泉(循環風呂の登場) ◎
湯を濾過・加熱して再利用する循環式の風呂が広まったことで、湯を再利用せずに流し続ける従来の温泉の入り方を区別して呼ぶようになった名称。
腕時計 → 機械式時計(クオーツ時計の登場) ◎
クオーツ時計が登場するまで、腕時計はゼンマイと歯車で動くのが当たり前だった。クオーツ式と区別して機械式時計と呼ぶようになった。
暦 → 旧暦(新暦(太陽暦・グレゴリオ暦)の登場) ◎
明治5年(1872年)の改暦で太陽暦(新暦)が採用されたことで、それまで使われていた太陰太陽暦を旧暦と呼んで区別するようになった。
支払い → 現金決済(キャッシュレス決済の登場) ?
クレジットカードや電子マネー、コード決済などのキャッシュレス決済が普及したことで、紙幣や硬貨による支払いを現金決済と呼んで区別するようになったとされる。
石鹸 → 固形石鹸(液体石鹸・ボディソープの登場) ◎
液体石鹸やボディソープが普及するまで石鹸といえば固形のものだった。液体タイプとの区別のため固形石鹸と呼ばれるようになった。
電話 → 固定電話(携帯電話の登場) ◎
携帯電話が普及したことで、それまで単に「電話」と呼ばれていた電話機を区別するために使われるようになった名称。加入電話・家電(いえでん)と呼ばれることもある。
たばこ → 紙タバコ(加熱式たばこ・電子たばこの登場) ?
加熱式たばこや電子たばこが普及したことで、火をつけて吸う従来の紙巻きたばこを紙タバコと呼び分けるようになったとされる。
本 → 紙の本(電子書籍の登場) ◎
電子書籍が流通するようになったことで、それまで単に本と呼ばれていた印刷・製本された書籍を区別して呼ぶようになった言い方。紙媒体・紙版とも言う。
商売・家業 → 自営業(雇用労働(会社勤め)の登場) ?
会社などに雇われて働くことが一般化したことで、自分で事業を営む働き方を区別して呼ぶようになったとされる名称。呼称の由来を明記した資料は確認できない。
店 → 実店舗(オンラインショップの登場) ◎
ネット通販が一般化したことで、建物を構えて対面で販売する従来の店舗を区別して呼ぶようになった名称。リアル店舗とも呼ばれる。
弁当 → 手作り弁当(市販の弁当の登場) ?
店で買える弁当が広まったことで、自分や家族が作る弁当を区別して呼ぶようになったとも考えられる名称。
手紙 → 手書きの手紙(ワープロ・電子メールの登場) ◎
ワープロや電子メールの普及により、手で書いた手紙をわざわざ「手書き」と断るようになった。
蕎麦 → 手打ち蕎麦(機械打ちの蕎麦(製麺機)の登場) ?
製麺機で麺を作るようになったことで、機械を使わず手で打って作る蕎麦を区別して呼ぶようになったとも考えられる名称。
ポンプ → 手動ポンプ(電動ポンプの登場) ?
モーターで駆動する電動ポンプが一般化したことで、人力で操作する従来のポンプを区別して呼ぶようになった名称。
洗濯機 → 手動洗濯機(電気洗濯機の登場) ?
電気洗濯機が普及して「洗濯機」といえば電動が当たり前になったことで、ハンドルを回すなど人力で動かす洗濯機を区別するようになった名称。
洗濯機 → 縦型洗濯機(ドラム式洗濯機の登場) ?
日本でドラム式洗濯機が普及し始めたことで、洗濯槽を縦に配置した従来の洗濯機を区別して呼ぶようになったとも考えられる名称。
喫茶店 → 純喫茶(カフェー(特殊喫茶)の登場) ◎
女給が接客し酒類も出す「カフェー(特殊喫茶)」が流行したことで、酒類を扱わない本来の喫茶店を区別するために昭和初期ごろに生まれた名称。
金 → 純金(金合金(18金など)の登場) △
宝飾品などで金合金が広く使われることから、混ぜ物のない金を純金と呼んで区別する。ただし純度を表す語であり、新しいものの登場で元の名称が呼び直されたわけではないため、レトロニムとみなすかには議論がある。
清酒(日本酒) → 純米酒(アルコール添加酒(アル添酒・三増酒)の登場) ?
醸造アルコールを加える清酒が主流になったことで、米と米麹だけで造る清酒を純米酒と呼んで区別するようになったとされる。
パン → 食パン(菓子パンの登場) △
あんパンなどの菓子パンが普及したことで、主食として食べるパンを区別するために使われるようになった名称とされる。食パンは菓子パンの対義語とされる。
綿(わた) → 真綿(木綿の登場) ◎
室町時代に植物由来の木綿が知られるようになったことで、蚕の繭から作る従来の綿を区別して呼ぶようになった名称。
社員 → 正社員(契約社員・派遣社員の登場) ◎
契約社員や派遣社員、パートタイマーなど多様な雇用形態が広がったことで、従来の「社員」を区別して呼ぶようになった名称。
クリーム → 生クリーム(植物性脂肪のホイップクリームの登場) ?
乳製品を使わず植物性脂肪で作るクリームが出回ったことで、乳脂肪だけで作る従来のクリームを区別して呼ぶようになったとされる名称。
ジュース → 生ジュース(瓶・缶・パック入りの市販ジュースの登場) ?
工場で製造された瓶・缶・紙パック入りのジュースが一般化したことで、その場で果物を搾った飲み物を区別するようになった名称。
足 → 生足(タイツ・ストッキングの登場) ?
タイツやストッキングの着用が広まったことで、何もはいていない女性の足を区別して呼ぶようになったとされる俗語。
高等学校 → 全日制高等学校(定時制・通信制高等学校の登場) ◎
夜間などに学ぶ定時制や通信制の高等学校が設けられたことで、平日の昼間に授業を行う通常の高等学校を区別して呼ぶ名称。
裸 → 全裸(半裸の登場) ?
上半身だけなど一部を露出した状態も「裸」と呼ばれることから、何も身につけていない状態をはっきり示すために使われるとも考えられる語。
ミシン → 足踏み式ミシン(電動ミシンの登場) ◎
モーターで針を動かす電動ミシンが家庭に普及したことで、足でペダルを踏んで動かす従来のミシンを区別するようになった名称。
会議 → 対面会議(オンライン会議の登場) ◎
ビデオ会議が一般化したことで、同じ場所に集まって行う従来の会議を区別して呼ぶようになった言い方。リアル開催・オフライン開催とも言う。
授業 → 対面授業(オンライン授業(遠隔授業)の登場) ?
新型コロナウイルスの流行でオンライン授業が広く行われたことで、教室で行う従来の授業を対面授業と呼び分けるようになったとされる。
仕事 → 昼職(夜職(水商売・ナイトワーク)の登場) ?
キャバクラやホストクラブなど夜に働く仕事が「夜職」と呼ばれるようになったことで、日中に働く一般的な仕事を区別するようになった俗称。
傘 → 長傘(折りたたみ傘の登場) ◎
折りたたみ傘が普及したことで、たたまずに持ち歩く従来の傘を区別するために使われるようになった名称。
ボケ → 天然ボケ(漫才のボケ(演じられるボケ)の登場) △
「ボケ」が漫才などで意図的に演じる役の意味で広く使われるようになったことで、意図せず自然にとぼけた言動をする人を天然ボケと呼び分けるようになったとされる。
温泉 → 天然温泉(人工温泉・入浴剤風呂の登場) ?
人工的に成分を加えた湯や、沸かした湯を使う「温泉」風の入浴施設が増えたことで、地中から湧き出る本物の温泉を区別するようになった名称。
水 → 天然水(水道水・処理された水の登場) ?
浄水処理された水道水が当たり前になり、容器入りの飲料水が商品化されたことで、地下水などを源とする水を区別するようになった名称。
繊維 → 天然繊維(化学繊維(人造繊維)の登場) ?
レーヨンやナイロンなどの化学繊維が登場したことで、綿・麻・絹・羊毛など自然界から得られる繊維を天然繊維と呼んで区別するようになったとされる。
懐炉 → 貼れない懐炉(貼るカイロの登場) ?
衣服に貼るタイプの使い捨てカイロが登場したことで、貼る機能のない従来のカイロを区別して呼ぶようになったとされる名称。
予約 → 電話予約(ネット予約の登場) ?
飲食店などでインターネットから予約できるネット予約が普及したことで、電話で行う従来の予約を電話予約と呼んで区別するようになったとされる。
標準時 → 冬時間(夏時間(サマータイム)の登場) ◎
夏の間だけ時計を進める夏時間(サマータイム)の制度が設けられたことで、それ以外の期間に用いる従来の標準時を区別して呼ぶようになった名称。
人形 → 日本人形(西洋人形(フランス人形など)の登場) ?
西洋人形が日本に入ってきたことで、和服を着た日本の伝統的な人形を日本人形と呼び分けるようになったとされる。
茶 → 日本茶(紅茶など外国の茶の登場) ◎
明治時代に紅茶など外国の茶が日本に入ってきたことで、日本で作られる従来の茶、特に緑茶を区別して日本茶と呼ぶようになった。
電球 → 白熱電球(蛍光灯・LED電球の登場) ◎
蛍光灯やLED電球が普及したことで、フィラメントを発光させる従来の電球を区別して呼ぶようになった名称。
ビール → 瓶ビール(缶ビールの登場) ?
缶ビールの登場・普及によって、瓶に詰めた従来のビールを瓶ビールと呼び分けるようになったとされる。
おむつ → 布おむつ(紙おむつの登場) ◎
使い捨ての紙おむつが普及するまで、おむつといえば布製のものだった。紙おむつの登場で布おむつと呼び分けられるようになった。
牛乳 → 普通牛乳(低脂肪乳・加工乳の登場) ?
成分を調整した乳製品が並ぶようになったことで、成分無調整の従来の牛乳を区別して呼ぶようになった言い方。
ボタン → 物理ボタン(タッチパネル(画面上のボタン)の登場) ◎
スマートフォンなどのタッチパネルで画面上にボタンが表示されるようになったことで、実際に押し込む従来のボタンを区別するようになった名称。
清酒(日本酒) → 本醸造(醸造アルコールを多く加えた清酒の登場) ?
醸造アルコールを加えて増量した清酒が広まったことで、アルコールの添加を在来程度に抑えた清酒を本醸造酒と呼んで区別するようになったとされる。
レジ → 有人レジ(セルフレジの登場) ◎
客自身が精算するセルフレジが導入されたことで、店員が対応する従来のレジを区別して呼ぶようになった名称。
改札 → 有人改札(自動改札機の登場) ?
自動改札機の普及によって、駅員が切符を確認する従来の改札を有人改札と呼び分けるようになったとされる。
イヤホン → 有線イヤホン(ワイヤレスイヤホンの登場) ◎
Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンが普及したことで、ケーブルで接続する従来のイヤホンを区別して呼ぶようになった名称。
目 → 裸眼(眼鏡・コンタクトレンズの登場) ?
眼鏡やコンタクトレンズで視力を矯正するのが一般的になったことで、何も着けていない状態の目を区別するようになった名称。
足 → 裸足(履物の登場) ?
履物が使われるようになったことで、何も履いていない足の状態を区別して呼ぶようになったとも考えられる語。レトロニムとしての成立を示す資料は確認できない。
店舗 → 路面店(百貨店・ショッピングセンター・テナントビル内の店舗の登場) ◎
百貨店やショッピングセンター、テナントビルの中に出店する形態が増えたことで、通りに面して入り口を構える従来の店舗を区別して呼ぶようになった名称。
部屋 → 和室(洋室(洋間)の登場) ?
明治以降、住宅に西洋風の洋室(洋間)が取り入れられたことで、畳敷きの従来の部屋を和室・日本間と呼び分けるようになったとされる。