Lateinamerika
ラテンアメリカ/Amerika → Lateinamerika(Amerika(アメリカ合衆国の意味)の登場) △
「Amerika」がアメリカ合衆国を指す言葉として定着したことで、スペイン語・ポルトガル語圏の国々を区別して呼ぶようになったとされる名称。
「言語」に関するレトロニム40件の一覧。言語の分野で新しいものが登場したことにより、元のものを区別するために生まれた呼び名を集めた。
ラテンアメリカ/Amerika → Lateinamerika(Amerika(アメリカ合衆国の意味)の登場) △
「Amerika」がアメリカ合衆国を指す言葉として定着したことで、スペイン語・ポルトガル語圏の国々を区別して呼ぶようになったとされる名称。
ミートスペース(現実世界)/Reality → Meatspace(Cyberspaceの登場) ◎
インターネット上の「サイバースペース」が生まれたことで、肉体のある現実の世界を区別して呼ぶようになった俗語。
クジャク/Pavo → Pavo real(Pavo (guajolote)の登場) ◎
アメリカ大陸から七面鳥が伝わり「pavo」と呼ばれるようになったことで、もともと「pavo」だったクジャクを区別して呼ぶようになった名称。
レッサーパンダ/Panda → Red panda(Giant pandaの登場) ◎
ジャイアントパンダが西洋に知られるようになったことで、もともと「パンダ」と呼ばれていた動物を区別するために使われるようになった名称。
カタツムリ郵便/Mail → Snail mail(Emailの登場) ◎
電子メールが普及したことで、配達に時間のかかる従来の郵便を、かたつむり(snail)に例えて区別するようになった英語圏の呼び方。
スニーカーネット/Data transfer → Sneakernet(Computer networkの登場) ◎
ネットワークでのデータ転送が当たり前になったことで、記憶媒体を人が持ち歩いてデータを運ぶ方法を、スニーカーで歩くことにかけてこう呼ぶようになった英語圏の俗語。
バニラ/Plain → Vanilla(Flavored / customized versionsの登場) ◎
アイスクリームの基本の味から転じて、改造や拡張を加えていない素の状態を指すようになった言葉。ソフトウェアでは「バニラJavaScript」のようにフレームワークなどを使わない状態を表す。
愛好家 → アマチュア(プロフェッショナル(職業選手)の登場) △
スポーツや芸術で報酬を得る職業人が現れたことで、趣味として取り組む人を区別して呼ぶようになったとされる語。元は単に「愛好する人」を意味した。
英語 → イギリス英語(アメリカ英語の登場) ◎
北米の英語とイギリスの英語が分かれていったことで、イギリスで話される英語をイギリス英語と呼んで区別するようになった。
(呼び名なし) → シスジェンダー(トランスジェンダーの登場) ◎
トランスジェンダーという概念が広まったことで、出生時に割り当てられた性別と性自認が一致している人を、トランスジェンダーと対等に呼ぶために作られた語。
(呼び名なし) → ノーヘル(ヘルメット着用の一般化の登場) ?
オートバイなどでヘルメットをかぶることが一般的になったことで、かぶっていない状態を呼ぶようになったとされる語。
(呼び名なし) → ノーマスク(マスク着用の一般化の登場) ?
マスクを着用することが一般的になったことで、着用していない状態に「ノー」を付けて呼ぶようになったとされる語。
ことば → やまとことば(漢語・外来語の登場) △
漢語や外来語が日本語に入ってきたことで、それ以前から日本語にあった固有の言葉を区別して呼ぶ名称。ただし語の意味は時代によって変わっており、当初は和歌を指していた。
友達 → リア友(ネット上の友達(ネッ友)の登場) ?
SNSやオンラインゲームを通じてネット上だけで知り合う友達が増えたことで、現実の生活で知り合った友達を区別するようになった名称。
パンダ → レッサーパンダ(ジャイアントパンダの登場) ◎
もともと「パンダ」と呼ばれていた動物が、のちに知られたジャイアントパンダに名前の主役を奪われ、「レッサー(小さいほうの)」を付けて呼ばれるようになった名称。
恋愛 → 異性愛(同性愛の登場) ◎
同性愛という概念が名付けられたことで、それと対比して異性に向かう恋愛・性愛を指す言葉として作られた名称。
医学(医方) → 漢方医学(蘭方(西洋医学)の登場) ◎
江戸時代にオランダ経由で西洋医学(蘭方)が伝わったことで、それまでの中国由来の医学を区別するために「漢方」と呼ぶようになった。
漢字 → 旧字体(新字体(当用漢字字体表)の登場) ◎
1949年の当用漢字字体表で簡略化された新字体が定められたことで、それまで使われていた漢字の字体を旧字体と呼んで区別するようになった。
曲 → 原曲(編曲・カバー曲の登場) △
編曲やカバーによって同じ曲の別のバージョンが生まれることで、元になった曲を原曲と呼んで区別する。ただし語自体は古くからあり、特定の新技術をきっかけに生まれた語ではない。
辞書 → 紙の辞書(電子辞書・オンライン辞書の登場) ◎
電子辞書やオンライン辞書が普及したことで、冊子として出版された従来の辞書を区別して呼ぶようになった言い方。
言語 → 自然言語(人工言語・プログラミング言語の登場) ◎
人工的に設計された言語が登場したことで、人が日常的に用いる従来の言語を区別して呼ぶようになった名称。
書くこと → 手書き(タイプライター・ワープロの登場) ◎
タイプライターやワープロ、印刷などで文字を記すようになったことで、手で直接書くことを区別して呼ぶ語。
包茎 → 真性包茎(仮性包茎の登場) ?
包皮をむくことができる状態を「仮性包茎」と呼ぶようになったことで、包皮をむくことができない本来の包茎を区別して呼ぶようになったとも考えられる名称。
足 → 生足(タイツ・ストッキングの登場) ?
タイツやストッキングの着用が広まったことで、何もはいていない女性の足を区別して呼ぶようになったとされる俗語。
裸 → 全裸(半裸の登場) ?
上半身だけなど一部を露出した状態も「裸」と呼ばれることから、何も身につけていない状態をはっきり示すために使われるとも考えられる語。
本店 → 総本店(暖簾分け・各地の「本店」の登場) ?
暖簾分けや事業の広がりで「本店」を名乗る店が複数できたことで、大もとの店を区別するようになった名称。
仕事 → 昼職(夜職(水商売・ナイトワーク)の登場) ?
キャバクラやホストクラブなど夜に働く仕事が「夜職」と呼ばれるようになったことで、日中に働く一般的な仕事を区別するようになった俗称。
ボケ → 天然ボケ(漫才のボケ(演じられるボケ)の登場) △
「ボケ」が漫才などで意図的に演じる役の意味で広く使われるようになったことで、意図せず自然にとぼけた言動をする人を天然ボケと呼び分けるようになったとされる。
列車 → 鈍行(急行列車・特急列車の登場) ◎
急行や特急など通過駅のある列車が登場したことで、各駅に停車する従来の列車を区別するために使われるようになった俗称。
目 → 肉眼(望遠鏡・顕微鏡の登場) △
望遠鏡や顕微鏡などの器具を用いない生来の視力を指す語。器具による観察と対比して使われるが、仏教語としてはそれ以前から存在した。
声 → 肉声(マイク・電話の登場) ◎
マイクや電話などの機械を通した声が一般的になったことで、人ののどから直接出る声を区別して呼ぶ語。
苦痛 → 肉体的苦痛(精神的苦痛の登場) ?
心の苦しみを表す精神的苦痛という言い方が広まったことで、身体の痛みを区別して呼ぶようになったとも考えられる名称。レトロニムとする出典は確認できない。
筆跡 → 肉筆(印刷・複製の登場) ◎
印刷や複製などで文字や絵を再現できるようになったことで、本人が実際に手で書いたものを区別して呼ぶ語。
絵 → 日本画(洋画(西洋画)の登場) ◎
明治時代に油彩などの西洋画が本格的に導入されたことで、日本の伝統的な技法による絵画を区別するために生まれた名称。
漢字 → 繁体字(簡体字の登場) ◎
中華人民共和国で簡略化された簡体字が制定されたことで、それまでの伝統的な字体を繁体字(正体字)と呼んで区別するようになった。
文字 → 墨字(点字の登場) ◎
視覚障害者用の点字が使われるようになったことで、普通に書かれたり印刷されたりした文字を区別して呼ぶようになった名称。
店 → 本店(支店の登場) ◎
同じ店が別の場所にも店を出すようになったことで、もとの店を区別するようになった名称。
足 → 裸足(履物の登場) ?
履物が使われるようになったことで、何も履いていない足の状態を区別して呼ぶようになったとも考えられる語。レトロニムとしての成立を示す資料は確認できない。
うた → 和歌(漢詩の登場) ◎
中国から伝わった漢詩が日本で作られるようになったことで、日本古来の「うた」を区別して呼ぶようになった名称。
着物 → 和服(洋服の登場) ◎
幕末から明治時代にかけて西洋の衣服である洋服が入ってきたことで、従来の日本の衣服を区別して呼ぶようになった名称。