SPレコード
レコード → SPレコード(LPレコードの登場) ◎
毎分78回転のシェラック盤は単にレコードと呼ばれていたが、LP盤やEP盤の登場で「SP(Standard Playing)」と呼ばれるようになった。
「アナログ」に関するレトロニム37件の一覧。アナログの分野で新しいものが登場したことにより、元のものを区別するために生まれた呼び名を集めた。
レコード → SPレコード(LPレコードの登場) ◎
毎分78回転のシェラック盤は単にレコードと呼ばれていたが、LP盤やEP盤の登場で「SP(Standard Playing)」と呼ばれるようになった。
汎用旋盤/Tour → Tour conventionnel(Tour à commande numériqueの登場) ◎
数値制御(CNC)旋盤が普及したことで、人が手で操作する従来の旋盤を区別して呼ぶようになった名称。
ギター → アコースティックギター(エレキギターの登場) ◎
電気的に音を増幅するエレキギターが登場したことで、胴の共鳴だけで音を出す従来のギターを区別して呼ぶようになった名称。
ピアノ → アコースティックピアノ(電子ピアノの登場) ◎
電子ピアノやシンセサイザーが普及したことで、弦をハンマーで叩いて発音する従来のピアノを区別して呼ぶようになった名称。生ピアノとも呼ばれる。
ゲーム → アナログゲーム(ビデオゲームの登場) ◎
ビデオゲームの普及により、ボードゲームやカードゲーム、TRPGなどコンピューターを使わない遊びをアナログゲーム(テーブルトップゲーム)と呼ぶようになった。
シンセサイザー → アナログシンセサイザー(デジタルシンセサイザーの登場) ◎
デジタル回路で音を作るシンセサイザーが登場したことで、アナログ回路で音を作る従来の機種をアナログシンセと呼ぶようになった。
レコード → アナログレコード(コンパクトディスク(CD)の登場) ◎
CDをはじめとするデジタル媒体が音楽メディアの主流になったことで、円盤に溝を刻む従来のレコードを区別して呼ぶようになった名称。
時計 → アナログ時計(デジタル時計の登場) ◎
数字で時刻を表示するデジタル時計が普及したことで、針で時刻を示す従来の時計を区別して呼ぶようになった名称。
ベース(コントラバス) → ウッドベース(エレキベースの登場) ◎
エレクトリック・ベースの登場と普及により、木製の胴を持つ従来のコントラバスを区別するために生まれた和製英語。
テープレコーダー → オープンリール(カセットテープの登場) ◎
カセットテープが普及したことで、リールがむき出しになった従来の磁気テープをオープンリールと呼ぶようになった。
アニメーション → セルアニメ(デジタルアニメーションの登場) ?
コンピューターで彩色・撮影するデジタル制作が普及したことで、セル画を使う従来のアニメーションを区別して呼ぶようになったとも考えられる名称。
ペン → つけペン(万年筆・ボールペンの登場) ◎
内部にインクを蓄える万年筆やボールペンが普及したことで、ペン先にインクをつけて書く従来のペンを区別して呼ぶようになった名称。
コピー(複写) → ハードコピー(ソフトコピー(画面表示・電子データ)の登場) ?
コンピューターの出力を画面に表示するソフトコピーが現れたことで、紙に印字した出力をハードコピーと呼んで区別するようになったとされる。
ゲームソフト → パッケージ版(ダウンロード版の登場) ?
ゲームソフトのダウンロード販売が広まったことで、ディスクやカードなどの物理メディアで店頭販売されるソフトをパッケージ版と呼んで区別するようになったとされる。
ドリル → ハンドドリル(電動ドリルの登場) ?
電動ドリルが一般家庭やDIYにまで普及したことで、手回しで穴をあける従来のドリルを区別するようになった名称。
リリース → フィジカルリリース(配信リリース(音楽配信)の登場) ?
インターネットによる楽曲の配信リリースが普及したことで、CDやアナログレコードなど物理媒体での発売を区別して呼ぶようになったとされる語。
カメラ → フィルムカメラ(デジタルカメラの登場) ◎
デジタルカメラとの区別が必要になったことで、それまで一般にカメラと呼ばれていた銀塩式のカメラをフィルムカメラと呼ぶようになった。銀塩カメラとも呼ばれる。
写真 → モノクロ写真(カラー写真の登場) ◎
カラー写真が普及したことで、それまで単に写真と呼ばれていた白黒の写真を区別するために使われるようになった名称。白黒写真とも呼ばれる。
腕時計 → 機械式時計(クオーツ時計の登場) ◎
クオーツ時計が登場するまで、腕時計はゼンマイと歯車で動くのが当たり前だった。クオーツ式と区別して機械式時計と呼ぶようになった。
写真 → 銀塩写真(デジタル写真の登場) ◎
デジタルカメラによるデジタル写真が普及したことで、銀塩を感光剤とするフィルムで撮影した従来の写真を区別して呼ぶようになった名称。
支払い → 現金決済(キャッシュレス決済の登場) ?
クレジットカードや電子マネー、コード決済などのキャッシュレス決済が普及したことで、紙幣や硬貨による支払いを現金決済と呼んで区別するようになったとされる。
辞書 → 紙の辞書(電子辞書・オンライン辞書の登場) ◎
電子辞書やオンライン辞書が普及したことで、冊子として出版された従来の辞書を区別して呼ぶようになった言い方。
新聞 → 紙の新聞(新聞の電子版の登場) ◎
各紙が電子版を提供するようになったことで、印刷され配達される従来の新聞を区別して呼ぶようになった言い方。
本 → 紙の本(電子書籍の登場) ◎
電子書籍が流通するようになったことで、それまで単に本と呼ばれていた印刷・製本された書籍を区別して呼ぶようになった言い方。紙媒体・紙版とも言う。
申請 → 紙申請(電子申請(オンライン申請)の登場) ?
行政手続などのオンライン化で電子申請が可能になったことで、書類を紙で提出する従来の申請を紙申請(書面申請)と呼んで区別するようになったとされる。
書くこと → 手書き(タイプライター・ワープロの登場) ◎
タイプライターやワープロ、印刷などで文字を記すようになったことで、手で直接書くことを区別して呼ぶ語。
手紙 → 手書きの手紙(ワープロ・電子メールの登場) ◎
ワープロや電子メールの普及により、手で書いた手紙をわざわざ「手書き」と断るようになった。
署名 → 手書き署名(電子署名の登場) ◎
電子署名が導入されたことで、紙にペンで書く従来の署名を手書き署名(ウェットサイン)と呼んで区別するようになった。
ポンプ → 手動ポンプ(電動ポンプの登場) ?
モーターで駆動する電動ポンプが一般化したことで、人力で操作する従来のポンプを区別して呼ぶようになった名称。
洗濯機 → 手動洗濯機(電気洗濯機の登場) ?
電気洗濯機が普及して「洗濯機」といえば電動が当たり前になったことで、ハンドルを回すなど人力で動かす洗濯機を区別するようになった名称。
アニメーション → 手描きアニメ(3DCGアニメーションの登場) ◎
コンピューターグラフィックスによるアニメーションが一般化したことで、セル画など手で描いた絵によるアニメーションを手描きアニメと呼ぶようになった。
絵 → 手描き絵(デジタルイラスト(デジ絵)の登場) ?
パソコンやペンタブレットで描くデジタルイラストが広まったことで、紙と画材で人の手で描いた絵を手描き(アナログ)と呼び分けるようになったとされる。
ラジオ → 真空管ラジオ(トランジスタラジオの登場) ?
真空管の代わりにトランジスタを使う小型のトランジスタラジオが登場したことで、真空管を使う従来のラジオ受信機を区別して呼ぶようになったとも考えられる名称。
写真 → 生写真(印刷された写真(雑誌・ポスター・デジタル画像)の登場) ?
写真が雑誌やポスターなどに印刷されて広く流通するようになったことで、印画紙に焼き付けた本来の写真を区別するようになった名称。
ミシン → 足踏み式ミシン(電動ミシンの登場) ◎
モーターで針を動かす電動ミシンが家庭に普及したことで、足でペダルを踏んで動かす従来のミシンを区別するようになった名称。
筆跡 → 肉筆(印刷・複製の登場) ◎
印刷や複製などで文字や絵を再現できるようになったことで、本人が実際に手で書いたものを区別して呼ぶ語。
漆 → 本漆(カシュー樹脂塗料・合成樹脂塗料の登場) ?
漆の代用となるカシュー樹脂塗料などの合成塗料が登場したことで、ウルシの樹液から作る従来の漆を本漆(天然漆)と呼んで区別するようになったとされる。