Retronym — hon urushi
本漆とは?意味・「本漆」と呼ばれるようになった理由
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概要
- 元の名称「漆」
- 新しく登場したものカシュー樹脂塗料・合成樹脂塗料
- 呼び分けの必要元の「漆」を区別する必要が生まれる
- レトロニム「本漆」
漆の代用となるカシュー樹脂塗料などの合成塗料が登場したことで、ウルシの樹液から作る従来の漆を本漆(天然漆)と呼んで区別するようになったとされる。
本漆とは
ウルシの木の樹液を精製した天然の漆のこと。カシュー樹脂塗料や合成樹脂塗料などの、漆に似せた塗料と区別していう。
なぜ「本漆」と呼ばれるようになった?
「カシュー樹脂塗料・合成樹脂塗料」が登場したことで、それまでの「漆」と区別する必要が生まれ、「本」を付けた「本漆」という呼び名が使われるようになった。
元々は何と呼ばれていた?
カシュー樹脂塗料・合成樹脂塗料が登場する前は、単に「漆」と呼ばれていた。
「本漆」のほか、「天然漆」と呼ばれることもある。
本漆が必要になった背景
1950年、カシューナッツの殻から採れる油を主成分とする合成樹脂塗料「カシュー」が発明され、漆の代用として使われるようになった。乾燥に湿度を要する漆と違い、加湿設備がなくても扱える。消費者庁の雑貨工業品品質表示規程では、表面塗装のすべてに天然の漆だけを使ったものに限り「漆器」と表示でき、カシュー樹脂塗料などを使ったものは「合成漆器」などと表示する。
本漆の具体例・使われ方
「本漆塗り」「本漆仕上げ」のように、漆器や金継ぎの材料の説明で使われる。品質表示上は「漆塗装」「カシュー塗装」「ウレタン塗装」のように表面塗装の種類を示す。「本漆」という語自体の法的な定義や呼称の成立時期を明記した出典は確認できていない。
レトロニムとしての特徴
- 元の名称
- 漆
- 新しく登場したもの
- カシュー樹脂塗料・合成樹脂塗料
- 付け足された言葉
- 本
- 成立時期
- 1950年代以降
- 主に使われる言語
- 日本語
- ステータス
- 候補