Retronym — kyujitai
旧字体とは?意味・語源・「旧字体」と呼ばれるようになった理由
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概要
- 元の名称「漢字」
- 新しく登場したもの新字体(当用漢字字体表)
- 呼び分けの必要元の「漢字」を区別する必要が生まれる
- レトロニム「旧字体」
1949年の当用漢字字体表で簡略化された新字体が定められたことで、それまで使われていた漢字の字体を旧字体と呼んで区別するようになった。
旧字体とは
1949年(昭和24年)告示の当用漢字字体表で新字体が採用される以前に、明治以来使われてきた漢字の字体のこと。「沢」に対する「澤」、「竜」に対する「龍」などがこれにあたる。「旧字」「正字体」ともいい、おおむね「いわゆる康熙字典体」と一致する。
なぜ「旧字体」と呼ばれるようになった?
「新字体(当用漢字字体表)」が登場したことで、それまでの「漢字」と区別する必要が生まれ、「旧字体」という呼び名が使われるようになった。
「字体」に「旧」を付けた語で、戦後の新字体に対して、それ以前に使われていた漢字を指すために生まれた呼称とされる。
元々は何と呼ばれていた?
新字体(当用漢字字体表)が登場する前は、単に「漢字」と呼ばれていた。
「旧字体」のほか、「旧字」「正字体」と呼ばれることもある。
旧字体が必要になった背景
1949年に告示された当用漢字字体表は、「狀」を「状」、「爲」を「為」とするなど、従来の正字に代えて略字・俗字・筆写体の形を採用した。これらが「新字体」と呼ばれるようになり、従来の活字の字体は「旧字体」と呼ばれて区別された。1981年に常用漢字が選定されるまでの約35年間で、新字体は戦後の標準的な字体として定着した。
旧字体の具体例・使われ方
人名・地名や古い文献、看板などで見られ、「旧字体で書く」のように使われる。ただし当用漢字の制定以前は教科書でも複数の字体が併用されており、個々の字についてどれを旧字体とするかには議論の余地がある。台湾や香港で使われる字体は日本の旧字体に近いが、中国語圏では簡体字に対して繁体字と呼ばれる。
レトロニムとしての特徴
- 元の名称
- 漢字
- 新しく登場したもの
- 新字体(当用漢字字体表)
- 成立時期
- 1949年以降
- 主に使われる言語
- 日本語
- ステータス
- 確定