Retronym — natural fiber
天然繊維とは?意味・語源・「天然繊維」と呼ばれるようになった理由
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概要
- 元の名称「繊維」
- 新しく登場したもの化学繊維(人造繊維)
- 呼び分けの必要元の「繊維」を区別する必要が生まれる
- レトロニム「天然繊維」
レーヨンやナイロンなどの化学繊維が登場したことで、綿・麻・絹・羊毛など自然界から得られる繊維を天然繊維と呼んで区別するようになったとされる。
天然繊維とは
植物・動物・鉱物を原料とする繊維のこと。綿・麻などのセルロース繊維、絹・羊毛などの蛋白繊維、石綿などの鉱物繊維に分けられ、綿・羊毛・絹は三大天然繊維と呼ばれる。
なぜ「天然繊維」と呼ばれるようになった?
「化学繊維(人造繊維)」が登場したことで、それまでの「繊維」と区別する必要が生まれ、「天然」を付けた「天然繊維」という呼び名が使われるようになった。
「繊維」に「天然」を付けた語。『日本国語大辞典』は『児童物理化学物語』(1928年)の用例を挙げている。
元々は何と呼ばれていた?
化学繊維(人造繊維)が登場する前は、単に「繊維」と呼ばれていた。
天然繊維が必要になった背景
繊維を人工的に作る試みは19世紀に実現し、セルロースを溶かして紡糸するレーヨンなどの再生繊維、のちにナイロンなどの合成繊維が生まれた。これにより繊維は、生成過程によって天然繊維と人造繊維(化学繊維)に大別されるようになった。
天然繊維の具体例・使われ方
「天然繊維100%」のように、衣料品の素材表示や広告で使われる。英語では natural fiber といい、ASTMの分類では man-made fibers と対置される。呼称が化学繊維との区別のために生まれたことを明記した出典は確認できていない。
レトロニムとしての特徴
- 元の名称
- 繊維
- 新しく登場したもの
- 化学繊維(人造繊維)
- 付け足された言葉
- 天然
- 成立時期
- 20世紀以降
- 主に使われる言語
- 日本語
- ステータス
- 候補