Retronym — kakenagashi onsen
掛け流し温泉とは?意味・語源・「掛け流し温泉」と呼ばれるようになった理由
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概要
- 元の名称「温泉」
- 新しく登場したもの循環風呂
- 呼び分けの必要元の「温泉」を区別する必要が生まれる
- レトロニム「掛け流し温泉」
湯を濾過・加熱して再利用する循環式の風呂が広まったことで、湯を再利用せずに流し続ける従来の温泉の入り方を区別して呼ぶようになった名称。
掛け流し温泉とは
源泉から湧き出たり汲み上げたりした温泉水を浴槽に直接供給し、あふれた湯を再利用せずに排出する温泉。源泉の湯だけを使うものは「源泉掛け流し」と呼ばれる。
なぜ「掛け流し温泉」と呼ばれるようになった?
「循環風呂」が登場したことで、それまでの「温泉」と区別する必要が生まれ、「掛け流し」を付けた「掛け流し温泉」という呼び名が使われるようになった。
「掛け流し」という表現は温泉評論家の松田忠徳が自著で初めて用いたと主張しており、「源泉掛け流し」の語は野口悦男が創ったとする見解もある。
元々は何と呼ばれていた?
循環風呂が登場する前は、単に「温泉」と呼ばれていた。
「掛け流し温泉」のほか、「源泉掛け流し」「かけ流し」と呼ばれることもある。
掛け流し温泉が必要になった背景
自然湧出や掘削自噴による古くからの温泉は基本的に掛け流しで、その言葉自体が必要なかった。循環風呂の登場後もすぐには注目されなかったが、2000年から2002年にかけてのレジオネラ菌騒動をきっかけに、循環式と区別する掛け流しが注目された。2005年には温泉法施行規則の改正で、循環・濾過装置の使用の有無などの掲示が義務付けられた。
掛け流し温泉の具体例・使われ方
「源泉かけ流しの宿」「完全掛け流し」など、温泉施設の宣伝文句として広く使われる。加水・加温をしているかどうかで細かく区別されることもある。
レトロニムとしての特徴
- 元の名称
- 温泉
- 新しく登場したもの
- 循環風呂
- 付け足された言葉
- 掛け流し
- 成立時期
- 2000年代
- 主に使われる言語
- 日本語
- ステータス
- 確定