異性婚
結婚 → 異性婚(同性婚の登場) ◎
同性婚が法的に認められる国が現れたことで、男女間の結婚を異性婚と呼んで区別するようになった。
「法律」に関するレトロニム17件の一覧。法律の分野で新しいものが登場したことにより、元のものを区別するために生まれた呼び名を集めた。
結婚 → 異性婚(同性婚の登場) ◎
同性婚が法的に認められる国が現れたことで、男女間の結婚を異性婚と呼んで区別するようになった。
申請 → 紙申請(電子申請(オンライン申請)の登場) ?
行政手続などのオンライン化で電子申請が可能になったことで、書類を紙で提出する従来の申請を紙申請(書面申請)と呼んで区別するようになったとされる。
人 → 自然人(法人の登場) ◎
法律上、権利・義務の主体となれる法人の概念が確立したことで、生身の人間を自然人と呼んで区別するようになった。
はちみつ → 純粋はちみつ(加糖はちみつ・精製はちみつの登場) ?
糖類を加えた加糖はちみつや、においや色を取り除いた精製はちみつが流通するようになったことで、手を加えていないはちみつを純粋はちみつと呼んで区別するようになったとされる。
酢 → 醸造酢(合成酢の登場) ?
化学的に作られた酢酸を薄めた「合成酢」が出回ったことで、穀物や果実を発酵させて造る従来の酢を区別するようになった名称。
看護師 → 正看護師(准看護師の登場) ◎
都道府県知事の免許による「准看護師」の資格が設けられたことで、国家資格である従来の看護師を区別するようになった名称。
高等学校 → 全日制高等学校(定時制・通信制高等学校の登場) ◎
夜間などに学ぶ定時制や通信制の高等学校が設けられたことで、平日の昼間に授業を行う通常の高等学校を区別して呼ぶ名称。
国会 → 通常国会(臨時国会・特別国会の登場) △
臨時国会や特別国会と区別して、毎年1回定期的に召集される国会を指す通称。法律上の名称は「常会」。
温泉 → 天然温泉(人工温泉・入浴剤風呂の登場) ?
人工的に成分を加えた湯や、沸かした湯を使う「温泉」風の入浴施設が増えたことで、地中から湧き出る本物の温泉を区別するようになった名称。
性風俗特殊営業 → 店舗型性風俗特殊営業(無店舗型性風俗特殊営業の登場) ?
1998年の風営法改正で派遣型などの無店舗型の営業が規制対象に加わったことで、店舗を構える従来の性風俗営業を区別して定めた法令上の名称。
法制局 → 内閣法制局(議院法制局(衆議院法制局・参議院法制局)の登場) ◎
衆議院と参議院に議院法制局が設置されたことで、内閣に置かれていた法制局を区別するため1962年に改称した名称。
苦痛 → 肉体的苦痛(精神的苦痛の登場) ?
心の苦しみを表す精神的苦痛という言い方が広まったことで、身体の痛みを区別して呼ぶようになったとも考えられる名称。レトロニムとする出典は確認できない。
酒 → 日本酒(洋酒(ビール・ワイン・ウイスキーなど)の登場) ◎
明治以降にビールやワイン、ウイスキーなどの洋酒が広まったことで、米から造る従来の酒を区別するようになった名称。
損害 → 物理的損害(精神的損害・データ消失などの物質的でない損害の登場) ?
精神的損害や電子データの消失、機会損失など物質的でない損害が意識されるようになったことで、物に生じる従来の損害を区別して呼ぶようになったとされる名称。
結婚 → 法律婚(事実婚の登場) ◎
婚姻届を出さずに共同生活を営む「事実婚」が広く知られるようになったことで、法律上の手続きを経た従来の結婚を区別するようになった名称。
みりん → 本みりん(みりん風調味料の登場) ◎
アルコール分をほとんど含まない安価な「みりん風調味料」が登場したことで、従来の酒類としてのみりんを区別するようになった名称。
焼酎 → 本格焼酎(新式焼酎(焼酎甲類・連続式蒸留焼酎)の登場) ◎
明治末期に連続式蒸留機で造る新式焼酎が登場したことで、在来の焼酎は旧式焼酎、のちに乙類と呼ばれるようになり、1971年からは本格焼酎と呼べるようになった。