Retronym — horse drawn carriage
馬車とは?意味・語源・「馬車」と呼ばれるようになった理由
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概要
- 元の名称「車」
- 新しく登場したもの自動車
- 呼び分けの必要元の「車」を区別する必要が生まれる
- レトロニム「馬車」
自動車の普及により、馬に引かせる車を区別する必要が生じた例として挙げられる語。ただし日本語の「馬車」は自動車の登場以前から使われており、レトロニムとみなすかには議論がある。
馬車とは
馬などに引かせて人や荷物を運ぶ車のこと。乗合馬車・荷馬車・駅馬車・箱馬車などの種類があり、ロバやラバに引かせることもある。「うまぐるま」ともいう。
なぜ「馬車」と呼ばれるようになった?
「自動車」が登場したことで、それまでの「車」と区別する必要が生まれ、「馬」を付けた「馬車」という呼び名が使われるようになった。
中国の古典にも見える漢語で、日本では福沢諭吉『西洋旅案内』(1867年)に「外に出るには馬車といふものあり」という用例がある。
元々は何と呼ばれていた?
自動車が登場する前は、単に「車」と呼ばれていた。
馬車が必要になった背景
日本には馬車の伝統がなく、幕末の開港後に外国人が持ち込んだのが始まりとされる。1869〜70年(明治2〜3年)に横浜〜東京間で乗合馬車の営業が始まった。客馬車は自転車や自動車の出現によって1910年頃から減少に転じ、1930年代には山間僻地に姿をとどめるのみとなった。
馬車の具体例・使われ方
現在は観光用の馬車や儀式用の馬車などで見られる。自動車は部品名称などに馬車の用語を多く受け継いでいるとされる。日本語の「馬車」は導入当初から馬が引く車を指す語であり、元の名称が呼び直されたわけではないため、レトロニムとしての性格は弱い。
レトロニムとしての特徴
- 元の名称
- 車
- 新しく登場したもの
- 自動車
- 付け足された言葉
- 馬
- 成立時期
- 明治以降
- 主に使われる言語
- 日本語
- ステータス
- 議論あり